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物語とエロスが満載のブログです。
秘書 珠代(15)
 室長に促されても珠代はすぐに腰を上げることができなかった。ハンカチで口元を何回も拭いたり、脱いだ上着を置き直したりして時間稼ぎをする。

 それも限度があり珠代は腰を上げる。慎ましく御膳の隅を回って社長の傍に行くと、躊躇ったお詫びに座布団を社長の方へと寄せてから腰を下ろした。

 珠代の女らしい気配りに小野田は感心した。男という不遜な生き物をこの女は良く理解していると。それは面接のときの、女の生き方についての質問に、『女の優しさを忘れないことです』と答えてきたのと相通じるものがある。

 その珠代の腰に小野田は躊躇うことなく腕を回して抱き寄せる。その彼に珠代は身を預けるようにしてビールをコップに注いでいく。

 研修二日目ということもあり、腰に回された社長の腕に緊張することもなく、差し出されたコップに小麦色の液体を充たしていく。夫が酒を飲めない体質だったので晩酌で注ぐ機会もなく苦手だったが、それでも良い感じにコップにビールを充たすことができた。

「いいですね」
 小野田も褒めてくれる。コップにビールを注ぐことが秘書への登竜門みたいで珠代は微笑ましくなる。

 その彼女の気持ちの余裕はそれまでで、小野田の手が脚の上の方へと這わされてくると注ぎ方が乱れてくる。

 …愛撫に慣れるどころか研修の初日よりも感じやすくなっている。
 珠代はふとそう思った。

 これまでのように脚に這わされている手の感覚がそこにとどまることなく女の部分まで響いてくる。まるで脚と女の部分が電線で繋がっていて、脚への愛撫が電気になって女の部分に流れ込んでくるような…。

 珠代は疼きに気もそぞろになるが、それでも意識をコップに集中して液体を注いでいく。小野田は注がれたビールをすぐに飲み干して、コップを珠代の方に差し出してくる。

「もう、慣れたかな」  
 小野田はそんなことを呟きながら珠代の美脚に手を這わせてくる。

 珠代は男に愛撫されながらもビールを上手に注げるようにと小麦色の液体に意識を集中するが、それでも時々コップから液体を溢しそうになる。

 小野田の脚への愛撫は恐いほどに上手で、いずれ、その手が女の部分を包み込んでくると思うと身を硬くする。が、同時に体の奥はそれを期待して疼きを強くしてくる。

 珠代は疼きの元凶であるその手を捕まえたいが、室長に叱責されると思うとできない。『女の大切な部分も許してあげなさい』と、叱られるのに決まっている。

 その珠代の遠慮をいいことに小野田は脚の付け根の近くまで手を這わせると、
「この美脚は見せた方がいい」
と、スカートの裾を腰まで捲り上げた。

 珠代の下半身が露わになる。悩ましい淡い黒のパンストを穿いた腰から脚までが、しなやかな女の流れを損なわないで畳みの上にご披露される。

 珠代は恥ずかしさから下半身を逃がそうとする。オープンクロッチのパンストを穿いた柳腰が右、左にくねる。デパートの店員に選ばれてしまった恥ずかしいショーツを隠そうと長い脚を交叉させたり、肢体をひねったりしているが、それが返って悩ましく男の目には映る。

 小野田は珠代の肢体を眺めながら、
「せっかく悩ましいのを穿いているのだから、取引先に見せてあげたらどうだ」
と、進言してみる。

 珠代は「そんな恥ずかしいこと、ぃゃです」と、小野田に抱き寄せられたまま彼の胸に顔を押し付けて逃がす。

 その珠代の拒みには媚がある。その媚びを小野田は見逃さないで珠代の腰の奥に手を滑り込ませると女の部分を包みこむ。そして未亡人の熟れ肉を味わうように撫でながら肢体を仰向けにしていく。

「ぃゃぃゃ…ぁぁ…ぁっぁっ…ぁぁぃゃ」

 小野田の嫌らしい扱いに珠代は声を震わせて泣き、俯せに逃がしている下半身を仰向けにされていく。女の切ない期待を知っている小野田の悪い手を嬉しそうに掴まえて、愛撫に応えるように秘部をピクピクと痙攣させながら仰向けにされていく。

 そうして淡い黒のオーブンクロッチのパンストを穿いた珠代の下半身が宴席にいる誰の目にも見えるようになった。

 クロッチの部分よりもショーツの方が僅かに小さいので、切れ上がったVラインに沿って恥部の生白い肌が見えている。それがなんとも淫らで嫌らしい。

 小野田はフリルで縁取ったハンカチのような小さなショーツをしばらく見つめてから、
「…じつに良く似合う」
と、ため息混じりで褒める。



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 .次の更新は9/28(金)です。


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