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物語とエロスが満載のブログです。
秘書 萌美(69)
 午前の最終ホール、第5打目(パーファイブ)。
 ここまでのスコアは秘書たちのフォーオーバー(+4)、京葉電鉄のお偉方のナインオーバー(+9)。

 最初はグリーン手前の倫子のバンカーショット。
 倫子もカートで移動するたびに慶太に愛撫されている。女の闘争心は二次的なもので、男に愛撫なんかされるとみるみる萎えていく。

 倫子は未だに火照った身体のままキャディーバックからアイアンを取り出した。そしてバンカーで構えた。その倫子の心境はコンペの勝敗なんかどうでもよく、これまで慶太にしつこく誘われていた温泉旅行を早く済ましてすっきりしたい気持ちだった。

 そういう胸の内だから、たった一度の巣振りでアイアンを振り下ろした。その無欲が幸いしたのかボールは少しの砂塵を上げただけでグリーンインする。

「とってもいいわよ!」
 倫子の思わぬナイスショットに萌美が遠くから拍手する。

 つづいて、すでにグリーンインしているお偉方たちの番。最初に輝彦のアプローチショット。遠距離のカップインをミドルアイアンで狙う。

 グリーンでのアイアンのリスクはショットミスをするとボールにスピンが掛っているから、とんでもないところまで転がることだ。ふつうなら遠くてもパターで転がす。そして手堅くピンに寄せて、ボギー(+1)でカップインさせる。

 その輝彦がアイアンを振り下ろした。抉られた芝が宙に舞いボールが飛んだ。そのボールはなんとバックスピンが掛っていて、ピンを超えて落ちた後、芝を戻ってきてカップインした。

「ワァオォ!」
「すごい!」
 
 全員が感嘆の声を上げて拍手した。もちろん萌美も拍手して彼を湛えた。つづいての慶太のパーショットも神憑りとしか言いようがなく、+1のボギーでカップインした。これで京葉電鉄のお偉方のスコアはイレブンオーバー(+11)で午前の部を終えた。

 秘書たちの番になった。
 バンカーから幸運のショットでグリーンインした倫子のアプローチショット。その倫子は輝彦がミドルアイアンでカップインしたのを見たからなのか、彼と同じアイアンをキャディーバックから抜いてくる。

 そして、男たちがまた嫌がらせをしてくるのではないかと辺りを見回したが、神憑りのショットに気をよくしているのか、二人並んで遠くからにやにやして眺めている。

 倫子は視線を戻し、ショットに集中するつもりで素振りをする。そして構えるとアイアンを振り下ろした。しかしアイアンの食い込みが浅く、芝の表面を抉っただけでボールにスピンが掛らずに、ピンを越えて落ちたボールはグリーンを勢い良く転がり、反対側のラフへ。

 そこからさらに倫子の6打目はミスショットしてボールは僅か1メートルしか転がらない。そして7打目のショットは深過ぎるショットで芝を掘り起こしてボールは3メールほど転がっただけ。

 倫子の平常心を失ったプレーに、萌美は彼女の傍に行って慰める。
「大丈夫よ、まだ6打も勝っているから落ち着いてね」
 
 その萌美の助言が倫子には新入りの秘書のくせに生意気なことをと思ったのか、
「棄権して温泉旅行に付きあいましょう」
と、萌美を見返してくる。

 室長の思いがけない言葉に萌美も口を閉ざす。その彼女に倫子はさらに、
「ブラのホックを飛ばして無くすなんて、身嗜みが大切な秘書として失格なのよ」
と、きつい言葉をぶつけてくる。

 萌美は倫子に謝って元の位置に戻った。

 そういう勝負を投げた倫子だからパットもうまくいくわけがない。打ち方が強すぎたり、弱すぎたりで、カップインには4打を要した。これで、京葉電鉄組との差は2打(+2)まで縮まってしまった。

 最後に萌美が残っていた。萌美は意地でも午前の部をボギーで終えて、リードしたスコアで午後の部に繋げたかった。そのためにはアイアンで遠距離のカップインを狙うぐらいの賭けが必要だった。

 萌美はキャディーバックから8番アイアンを抜いてグリーンに向かう。ポロシャツの胸が悩ましく揺れている。そして巻きスカートの裾の隙間から悩ましいショーツが垣間見えている。

 萌美は男の視線は気にしないでアイアンを構えた。
 Gカップの巨乳が両腕に挟まれたまま体側へと寄せられていく。ポロシャツの中で重なり合った乳房が行き場を失って、より前方へと突き出されてくる。

『あれでショットなんてできるわけがない』
『スポーツは無理だ』
『男に揉んでもらうためのオッパイか』
『そんな感じだ』

 京葉電鉄のお偉方の話し声が、今まさにアイアンを振り下ろそうとした萌美の耳に聴こえそうだった。

 萌美は妄想を打ち消すようにアイアンを強く振り下ろした。そのアイアンは芝を抉ってボールを飛ばしたが、ピンを大きく外して遠くへと転がった。

 両腕で乳房を強く叩いたので乳首がジーンと疼いている。排卵が近いときも同じ症状がでる。疼きを和らげるには揉みしだくしかないことを萌美は知っている。けれども、この場でそんなことはできない。萌美は疼きに耐えながらボールが転がった地点へと歩いて行く。

 萌美の第6打目。
 これでカップインできなければ男たちとスコアが並ぶことになる。萌美はパターでカップインを狙う。

 カップまでの距離は5メールほどだ。普通のコンディションならばカップインできる。萌美は深呼吸を何度もしてからパターを構える。そしてボールを遠くへ押し出すように打つ。

 隠れた斜面を見落としたのか、ボールはカップを外して傾斜を転がってから止まった。これで午前の部は彼らと同じスコアのイレブンアンダー(+11)になった。

 萌美の突然の不調にお偉方も嫌がらせをやめて、静かな観客を決め込んでいる。倫子も慶太の傍に寄って、ただ見つめている。

 …乳房が疼いてつらい。

 萌美は目を閉じて疼きに耐える。こんなに強く疼くのはノーブラのショットで何度も強く乳房を叩いたからに他ならなかった。

 萌美は疼きに耐えながらパターをボールに当てる。だからボールにプレーヤーの魂が乗らずカップを外す。

 結局、午前の部のスコアは、京葉電鉄のお偉方組みがイレブンアンダー(+11)、秘書組みがトゥエルブアンダー(+12)に終わった。



次の更新は未定です。
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