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物語とエロスが満載のブログです。
秘書 萌美(38)
 大型艇のフライング・ブリッチの高さは海面から6メートル近くはある。

 そのブリッチで萌美はさっそく輝彦に抱き寄せられた。それというのも梯子でブリッチに上ったときに、艇の揺れでバランスを崩して抱き支えられたのだ。

「ハイヒールなんかで上ってくるから」
 輝彦は操縦席に腰掛けたまま、萌美の括れた腰に腕を巻き付けて言う。

 そんなこと言われても、靴を脱いだパンストの足で金属の梯子を上るわけにもいかない。
「大丈夫ですから」
 萌美は輝彦から身体を離そうとする。

 その萌美を輝彦はなかなか放そうとはしない。抱き支えたときにブラウスの突き出しが、ちょうど顔に押し付けられて、その柔らかい感触が気持ちよすぎるのだ。

「放してください」 
 女の訴えに輝彦はしかたなく腰から腕を放し、隣のナビゲーターシートに座らせようとした。が、思うことがあり自分に代わって萌美を操縦席に座らせた。

「わたし操縦なんかできません」

「大丈夫です。傍についていますから」
 輝彦は操縦席の後ろに回って萌美の両手を掴んで一緒に操舵輪を握りしめた。

「このまま握っていてくださいよ」

 ギアがニュートラルから前進に入り、艇が前進する。そして、さらにギアが一段上がる。エンジンが唸り船首が上がって加速していく。海風が操縦席まで吹き込んで萌美の髪を靡かせる。

 そうして艇が一定の速度になると船首がふたたび下がり海面を高速で滑っていく。

「今の速度は二十六ノットです。車ではちょうど五十キロのスピードですよ。海は広いから、そう簡単に事故は起きません。このまま握っているだけでいいんです」
 輝彦は優しく萌美に諭してから、彼女の手を一旦きつく握りしめてから、自分の手を放した。

「こわい!」
 萌美は片手を放して輝彦の手を握りしめる。

「大丈夫、僕はここにいるから」
 頭に描いたシナリオどおりに女が反応して輝彦はにやりとした。そして彼女の手を舵に戻すと、背後から被さるようにして安心させる。

「そばにいてね」
 萌美は輝彦がデッキに下りてしまうのではないかと不安になり、彼にお願いする。

「あなたの傍から放れないから、ご心配なく」
 輝彦もそう言い、いっそう彼女の身体に被さる。

 萌美は彼の息を項に感じながら舵を両手で握り、艇の進行方向を見つめる。夕暮れの海は凪いで油を引いたように穏やかで、水平線には太陽が赤く燃えながら沈んでいく。

 その水平線に向かって萌美の操縦する艇は海面に白波を立てて行く。
「…きれい」
 萌美の口からため息とともに感嘆の声が漏れる。
 …本当に秘書になってよかった。豪華なクルーザーが操縦できるなんて。社長の秘書でなければ経験できないことだった。
 
 萌美が夕暮れの海に見惚れていると、いつのまにか輝彦の手が脇から忍び込んでブラウスの胸に触れていた。

 ブラウスを突き出している乳房の輪郭を手でなぞってくる。脇の下から差し入れた両手で双方の乳房を掬い上げるようにして乳首の方へと撫でていく。

 萌美はその悪い手を押さえたいが、操舵のハンドルから怖くて手を放せない。その分、輝彦の手を言葉で非難するが、どうしても甘ったるい声になってしまう。

「…やめて」
 萌美は項に輝彦の息を感じながら、自分も熱い息を吐いて困惑の声を漏らす。

「舵から手を放してはだめですよ。艇が横転しますから」
 輝彦は脅かしながら、操舵輪を握っている無防備な萌美の身体を触っていく。

 応接間で魅せつけてくれた、あの男好きのする身体を、この機会に味わうように触っていく。乳房の弾みと柔らかさをブラウスの上から堪能し、手を下へと落としてストッキングの脚に触れる。男を魅了する腰からハイヒールまでの悩ましく伸びた美脚のライン。

 その美脚の隙間が閉じられる。それでも輝彦の手は脚の付け根へと這わされていく。内腿を撫でながら脚の行き止まりへと遡っていく。

「…やめてください」

 萌美がその気になればその手を掴んで拒むこともできるが言葉だけで非難する。重要な取引先の部長でもあり、秘書としての仕事はもう始まっている。その仕事のお付き合いを考慮すると、どうしても輝彦の手を押さえることができない。

 輝彦はその萌美の遠慮をいいことに、車の中ではすれすれまで迫った手を、こんどは女の部分まで触れることができた。そこはパンストを穿いた女の行き止まりではなく、なんと薄いナイロン一枚の柔らかく、熱く蒸れた感触だった。

 萌美は反射的に脚を閉じるが、それが手を過敏な部分により強く押し付けることにもなり、最初の快感が萌美の身体に走り抜けた。

「ぁ…」
 萌美は思わず小声をあげる。

「…舵から手を放してはだめですよ。危ないから」
 過敏な女の反応に輝彦はにやりとするが、ここで油断は禁物と女の耳元にそう囁き、ショーツの上から女の柔らかい秘部を愛撫する。女はとても感じやすく、撫でれば撫でるほどに熱く湿りおびてくる。

 輝彦はそうしてショーツをなぞりながら、ずっしりと重いGカップの乳房を握りしめては緩め、または持ち上げては大きなを円を描いていく。

 艇の前方には障害物もボートもヨットも浮かんでいない。あるのは沈みゆく太陽と茜色に輝く広大な海原だけ。

 これまで萌美はなんとか艇の操縦に神経を注いでいたが、輝彦の愛撫によって集中力が尽きて、操舵輪から手が放れそうになる。

「…あぶないから、やめてください」
 萌美は輝彦に哀願する。その彼の腕の先はショーツの切れ上がりを愉しむように指でなぞってくる。

 その嫌らしい輝彦の愛撫に、とうとう萌美の口から切ない声が漏れていく。が、それでも気を引き締めて、
「…あぶないから」
と、訴える。

 そんな女の気持なんか男に通じるわけがなく、輝彦は萌美が感じていることをいいことに強気に出る。
「脚をもっと開いて」

「そんな…」
 萌美は輝彦に返すが、ショーツの上から女の窄みに指を突き立てられる。

「あぁ…」

 萌美の手が操舵輪から放れて、艇が大きく蛇行した。輝彦はすかさず操舵輪を掴み、操縦を萌美と交代した。



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