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物語とエロスが満載のブログです。
秘書 珠代(14)
 そうして社長の部屋で二日目の専門研修になった。

 秘書室長の倫子と珠代が部屋に現れると、社長の小野田は窓際の椅子から腰を上げて宴席に着いた。御膳には昨夜と同じ海鮮料理が並んでいるが、ホテルの特別サービスなのかそれぞれの前に一人前の鯵の活け造りが追加されている。

「まあ、お肉がぴくぴくしているわ」
 倫子が新鮮な鯵の活け造りに声をあげる。

 その倫子に小野田が今夜の研修にふさわしいコメントで返す。
「感度の良い室長のお肉みたいだ」と。

 倫子が顔を両手で覆って、
「しゃちょう、もうぃゃぁ」
と、媚びた声を上げて、一同笑い、乾杯となった。

 ビールの栓抜きが苦手な珠代に代わって倫子が抜いた。そのビールを珠代が二人の上司に注いでいく。そして注ぎ返される。

 そうして、それぞれが小麦色の液体が入ったコップを手にすると社長が音頭を取り、室長と珠代が続いて乾杯と女の声をあげる。

 乾杯が終わると鯵の活け造りに舌包みを打つ。船盛りの冷凍物のマグロには飽きていて、鮑とかサザエの刺身を口に運んでいく。小野田だけは別で、船盛の魚肉を二人前を箸で抓み、口に運んで咀嚼してビールと一緒に喉に流し込んでいく。

 珠代は料理に舌包みを打ちながらも、いつ接待の研修が始まるのかと落ち着かない。それでも忘れずに社長と室長のコップにはビールを注いでいく。

 誰の顔もほろ酔いで赤く染まり始めた頃、研修を仕切っている倫子が席に座ったまま研修の開始を宣言する。
「研修二日目の今夜は制服での接待です。社長は顧客の方よろしくお願いします」と。

 倫子は席から腰を上げるとスーツの上着を脱いで小野田の傍に行き、脚を反対側に流すようにして座り、ビール瓶を両手で持ってコップに注いでいく。

 小野田の腕が倫子の腰に回され、その先の手が脚に這わされてスカートの裾が捲り上げられていく。オープンクロッチのパンストが脚の付け根近くまで露わになる。それでも倫子は小野田の手を押さえることはしないでコップにビールを注ぎ足していく。

 その倫子が小野田の手を押さえたのは女の部分を包まれてからで、手を押さえたまま顔を珠代に向けて、
「ここまでは許してあげましょう。その代わり手を押さえて、お仕事をくださいとはっきり意思表示をしてください」
と、言う。

 珠代は女のサービスの限界が昨夜の研修と比べるとずいぶん接待される男側に譲歩されていると思た。女の大切な部分を手で包まれてからでは遅いのではないかと。パンストはオープンクロッチだし、手で包まれたら小指でも簡単にショーツを下ろされてしまう。

 その珠代の疑念が倫子にもわかったのか、
「オープンクロッチを穿かせるのは、あくまでも伝染の防止のためです」
と、言ってくるが珠代には言い訳にしか聞こえない。

 その珠代の疑念を残して倫子は次に進む。

「…このようにお客さんが返事を曖昧にしたまま手を放さないときは間違ってもその手を退けたりはしないでね。お客さんにも人情がありますから、かならず見返りがあります」
と、倫子はさらに譲歩した言い方をする。

 その倫子に小野田の愛撫も本気になっていく。倫子の脚の付け根の穏やかな丘が小野田の大きな手で撫でられている。それだけではなく中指が肉丘の溝に沈んで、別の生き物のような動きになる。

 倫子の脚が大きく乱れて、下腹部が幾度も小さくしゃくりあがっては小野田の愛撫の手に押し付けられる。

 もはや倫子の説明も途絶えて、薄く開いた唇から微かな声が漏れてくる。顧客役の小野田も男を完全に捨て去ることはできず、濡れ始めた倫子の秘肉に執着している。倫子も珠代に見せつけたい心理があるのか愛撫されている女の部分をおしげもなく晒している。

 珠代は口に手をやって小野田の愛撫を見つめているが、倫子の漏らす声にいたたまれずに呻吟する。
「しつちょう、やめてぇ」と。

 その佳境の二人に水を差したのは留守番役の萌美からの電話だった。研修で留守の間はこの時間に今日の事務連絡を室長にすることになっていた。

 突然の携帯のメロディーに倫子は小野田の愛撫から覚めると不機嫌な顔で隣室に姿を消した。そして、しばらくしてから宴席に戻ってきて、小野田に事務連絡の報告を済ますと珠代に向き直って、
「あなたの番よ、頑張って」
と、促した。


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