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物語とエロスが満載のブログです。
秘書 珠代(69)
 系列の社長たちの顔がほろ酔いの色で染まると一朗は社長たちに改まって口を開いた。
「みなさんご機嫌がよろしくなったようなので秘書さんの接待を始めるがいいかな」と。

「大将、待っていました」
 系列の社長たちが歓声をあげる。

 一朗が珠代の手を取って椅子から腰を上げるように促す。珠代は身を硬くして抗うが、一朗に強く促されて椅子から立ち上がった。

 その珠代を一朗は強引に抱き寄せる。
 珠代は顔を背けるが、顔を掴まれて強引に唇を咥えられる。そうしてワンピースの上から体を愛撫される。乳房やお尻を揉みしだかれ女の部分もワンピースの裾を捲くられて撫でられる。

 そうして一郎の愛撫が一通り終わると、彼の唇は放れ、手も退けられた。

「さあ、社長さん、宴会の時間はたっぷりあります。今夜は美人の秘書さんとたっぷり楽しんでください」
 一朗は接待の原型みたいなものを社長たちの前で示してから珠代の肩を抱き寄せて、
『よろしく頼む』と耳打ちしてきた。

 もちろん珠代はそんな接待は言語道断だった。この嫌らしい衣装を着てお酌をするだけでいいと了解しているはずだった。

「いやです。ぃゃぃゃ」
「四期の工事、譲ってくれないぞ」

 珠代は顔を振って嘆くが、結局は請負会社の弱みを指摘されると、嫌らしい接待も受けざるを得ない。

 一朗は珠代が渋々承知すると彼女を系列の社長たちの方へと伴った。
 社長の三人は大きい円形テーブルに間隔を空けて椅子に腰かけている。

 珠代は一郎に紹介された最初の社長の前に佇んでから、
「お手柔らかに」
と、目線を下げた。

「こちらこそ。なにぶん田舎者なので」 
 最初の社長は慇懃な態度でそう言い、遠慮しながらも珠代の肩に手を置いてから盃を手にした。珠代はテープルのお銚子を持ち社長の盃に傾けていく。

 この社長の慇懃な態度も交わしてくる言葉も二年前の響子の接待のときと同じだ。年齢もそれなりに高齢なので女に対して態度も言葉も固まっているのだろう。

 珠代も生まれつきの優しい性格なのか、初老の社長に身を寄せる。そして社長が飲んで空になった盃に酒を注いでいく。その酒がすぐに飲まれ、空になった盃がテーブルに置かれる。社長は無口で遠慮深く体に触れてくることも無かった。

 建設関係の社長のすべてが女好きとは限らない。珠代はほっとし、次の社長の席に移ろうとした。そのとき社長の腕が腰に巻きついてきた。力強い男の腕ではなく執拗に絡みついた植物の弦のような腕が珠代の括れた腰に巻き付いて引き寄せてきた。

 珠代のワンピースの胸が社長の胸が押し付けられた。

「ぃゃ」
 珠代は顔を背ける。が、顎を掴まれて戻される。

 目袋が弛んだ顔が被さってきて珠代は顔を左右に逃がそうとするが、社長の執念は半端ではなく、珠代が顔を逃がしても唇が追ってきて咥えられる。

 激しい吸い込みと舌の押し付け、さらには股間の勃起を押し付けてのお尻の揉みしだきに珠代の噛みしめた歯の隙間も緩んでいく。

「はぅぅ…はぅぅ」
 珠代の切ない鼻声が漏れていく。

「御大!いいぞ」
 系列の社長たちから野次が飛ぶ。

 その野次に煽れたのかこれまで臀部の愛撫一辺倒だった社長の手が珠代の腹部へと移っていく。

 珠代は女の部分を逃がす。それがキスをされながらなので腰が微妙にくねっている。その悩ましい姿にまた野次が飛ぶ。

「いいぞ、その勢いだ」
「頑張れ」

 野次とは別に最も年齢の若い社長が呟く。
 …なるほど、ずいぶん感じやすい女だ。

 この若社長は俊彦から珠代の感度の優れた体のことを聞いている。恥部を愛撫すればピクンピクン下腹部を痙攣させて萎えてしまうのを。

 そんな社長たちの野次と呟きなんか聴こえない珠代はキスで緩み始めた歯の隙間を必死に閉じようとする。舌まで差し込まれたら体が萎えていくのはわかっている。まだ社長の1人目なのに体を萎えさせるのは、あまりにも情けなかった。



 次の更新は12/20(金) です。


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