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秘書 萌美(30)
 三、戦士の休息

 宿泊研修が終った翌日、萌美は会社を無断欠勤した。あんな恥ずかしい姿を晒した後では、とても会社に出勤する気分ではなかった。

 その萌美が無断欠勤二日目の朝、会社に出勤する勇気をもらったのは、室長の倫子からの電話だった。

「わたしも社長に抱かれた次の日は休むことにしているの。だって、顔を合わせるの恥ずかしいんだもの。女はそれでいいの」

 その倫子の言葉がどれだけ萌美を勇気づけたことか。

 翌日、萌美は会社に出勤した。

 その萌実を倫子や響子は何もなかったかのように迎えた。そして一緒に朝の掃除をして、社長の小野田を迎えた。

 小野田は出勤すると、恒例の朝の挨拶代わりの抱擁を室長の倫子と交わしてから、響子そして萌美と挨拶を交わして、そのまま社長室に消えた。

 萌美は小野田に無断欠勤を咎められることもなく、ほっと胸を撫で下ろした。それも束の間で、倫子から珈琲を淹れて社長席に持って行くように言われた。

 萌美は倫子に社長好みの珈琲の淹れかたを教えてもらい、熱めに淹れてから盆にのせて社長室へと行った。

 小野田は文書箱から起案書を取り出しては押印している。その横顔には男の自信が満ち溢れている。

 萌美は珈琲カップを机の隅に置くと、小野田から逃れるようにハイヒールの踵を返した。

「いま逃げたら秘書は勤められなくなるぞ」

 小野田の重い声に萌美の足が止まった。そのとおりだった。社長秘書が社長に抱かれて、恥ずかしいからと社長の顔を見ることができなくなったら秘書は務まらない。

「…あんな恥ずかしい姿を見せて、わたしはどうしたらいいの」
 萌美は苦しい女の胸の内を発露すると、顔を手で覆って咽び泣いた。

 その萌美の手を小野田は掴んで引き寄せた。

 萌美の身体が引かれるまま、ハイヒールの靴音を残して椅子に座っている小野田の懐に入り込んだ。

 萌美は見つめてくる小野田から顔を逃がす。

 抱かれて痴態を晒し、自己嫌悪に陥った女に対する男の態度はひとつしかないことを小野田は知り尽くしている。抱かれ姿を褒めて、女の自尊心を取り戻してあげればよいだけのごと。

 特に萌美はお潮をたくさん噴出してベッドをびしょびしょに濡らしてしまい、我が身の痴態に打ちのめされている。

 女好きの小野田は言葉よりも態度が先だとばかり、悄然と佇んでいる萌美のブラウスの胸に手をやると、ボタンを外していく。萌美がその手を掴んでくるが拒むほどではなく、突き出しているブラウスの衿が気持ちいいほどに肌けていく。

 乳房の深い谷間が露出し、Gカップに納まった乳肉が小野田の目前に突き出してくる。さらに小野田は萌美の腰に腕を回すと、タイトスカートのホックも外して足元に落とした。淫らな女汁を洪水のように溢れさせた女の恥部に綿のショーツがパンストと一緒に食い込ませている。

 その下着姿の萌美を小野田はしっかりと抱き寄せる。

「この身体は会社の宝だ。取引先には相当な武器になる。それを生かして会社に貢献するんだ。高給はこの俺が保障する」

 萌美は小野田に抱き寄せられるまま身体を預けた。その小野田の励ましの言葉には、淫らなお潮を吹いたことも、セックスが気持ち良くてキャンキャンと大声で啼いたことも含めて、会社の宝と褒めてくれた。

 若い女にとってこんな嬉しいことはなかった。

「社長…!」

 萌美は嬉しくて、腕を小野田の首に絡めた。

 その彼女を小野田はしばらく抱き締めてから、腕を優しく掴んで首から放していく。もはや、小野田にとって萌美は欲望の対象ではなく、会社の大切な宝であり、商品でもあるからだ。



次の更新は5/26(金)です。

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