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物語とエロスが満載のブログです。
秘書 萌美(19)
 小野田と倫子の間にはいつのまにか色事を見せつけ、見せられることが許されるようになっていた。響子の研修もそうだし、こんどの萌美も小野田は平気で愛撫を倫子に見せつけてくる。また、それが女の興奮を煽るのも否定できない。

 小野田は萌美の脚が萎えてきたので、スカートを腰まで捲り上げて恥部の愛撫を倫子に見せつける。萌美の脚を広げて下半身を晒し、ショーツの肉丘を慈しむように撫でていく。

 その小野田に倫子は顔を赤くしながらも、励ましの余計な一言を口にする。

「それでいいのよ。可愛がってもらいなさい」と。

 萌美も自分の恥ずかしい姿に顔を小野田の胸に押し付けて啜り泣く。それでも仕事を頂くための研修であることが脳裏の片隅に残っているのか、
「…お仕事をください」
と、小野田の厚い胸に顔を押し付けたまま言葉を口にする。

 小野田も萌美の恥部を撫でながらも、
「あんたは感じやすい、いい身体をしている」と取引先の部長に戻る。

「単価表も小野田ハウスに渡した。それでもまだ、この俺に便宜を図ってほしいのか…」
「…はい」
 萌美は躊躇いながらも、はいと返事をする。

 小野田はショーツを濡らしながらも仕事のことを忘れない萌美に感心する。こうなったら顧客の願望をずばり言ってみよう。

「わかった。工事の予定価格をそれとなくあんたに知らせるようにする。その代わりこの身体を頂くことになるが、それでもよいか」
と、小野田は女の部分から手を放して、萌美の顔を腕の中に抱え込む。

 萌美の憂い帯びた瞳が小野田を見つめてくる。

「ここではいやです。いつか時を改めてください」
 萌美はそう返して顔を横に向ける。

「あんたの身体にもう我慢できんのだよ」
 小野田はそう返して萌美を追い詰める。

「…そんなこといわれても、困ります」
 例え取引先の部長であっても、接待の席で抱かれることは絶対に嫌だった。だからといって、接待の席から逃げ帰るのは萌美の自尊心が許さない。できれは理屈で抱くことを諦めさせたい。

「もう充分にお触りしたでしょう。今夜はこれで許してください」
 萌美は愛撫ですっかり柔らかくなっている身体に鞭打って小野田を牽制する。

「だめです」

「そんな!」
 小野田の強い口調に、萌美も女の感情をむき出しにしてしまう。が、ぐっと昂った気持ちを宥める。

 取引先の顧客を諦めさせるにはどうしたらいいのか。萌美はこれまでの男性経験から解決策を導こうとしたが、頭に浮かんでこない。

「今夜は許して下さい。そのかわり、いつか必ず」
 追い込まれた萌美は苦し紛れの言葉を口にする。

「いつか必ず…その先はなんだね」
 小野田は袋小路に追い詰めた萌美に食い下がる。

「…抱かれるから」
 萌美はつい、その言葉を漏らしてしまう。

 女がその言葉を口にすれば、あとは時間の問題で、男はその時間を縮めていけば良い。小野田はすかさず、
「いますぐに抱きたい!」
と、萌美を言葉でも追い詰める。

 男も女も身に差し迫った事態になると余裕がなくなる。小野田も萌美もしだいに仮想現実からリアルな現実に戻っていく。

 小野田が取引先の部長から女好きの社長に、萌美は社長に身体を奪われそうな若い女に戻った。
「…わたしには彼氏がいます」
 その彼氏とは、萌美が秘書になることに猛烈に反対した、元の勤務先の男友達のことだった。


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